すっかり6月半ば、もう梅雨真っ盛り、もうすぐ明けるかも?位の時期になっています。
夏の展覧会に向けて、6月は本当に忙しい毎日です。まだまだ続きますが。
こまめにアトリエを掃除中。
どうも綺麗にしていないと、仕事の進みが悪い、気の入りが悪い感じあり。
絵皿の位置とか、寒色・暖色や素材ごとにちゃんと分けたり、
梱包するゾーン、描くゾーン、画面乾かすゾーンとか
筆洗する水も明るい色、暗めの色、とボール分け
物を置く場所も大体決まっています。一ミリと違ってはいけない!とは言いませんが。
集中する時はそんな儀式めいた過程はいらない、と誰かが言ってた気がしますが、
私は頭の中を整頓するように部屋の中も整頓されてないとダメみたいです。
そんなわけで制作の区切りや始める前は掃除片付けをこまめに。
(しかし、ものすごく綺麗なわけではありませんw)
乾きが悪く、絵具の食いつきも非常に悪くなるこの時期。
ホントは日本画はこの時期は描いてはならない、というのが昔からの定説です。
下地の時、いつもより配慮して分量調合したり、溶き、練りをしっかりしておくなど、
仕事もなんかいつもよりひと手間多くなります。
犬を描いてて、改めて思うこと。
犬をはじめ動物を描いてますが、
犬は本当に種類が多いですね。続々と違う犬種も出てきます。
実はそういう「違い」も面白く感じています。
サボテンなど多肉植物や、金魚にも同じ思いで描いてた事ありました。
地域差で形状が変化していったり、人間の手が入って交配してまた分科していく種があったり。
交配については人為的にやることなので嫌悪抱く方もいるかと思いますが。それは別の「感情」として、
この種の多さと違いは魅力に繋がっていきます。
骨格、形状、それによる能力差。
例えば狩の用途で作られた、といってもその中で穴堀が得意、追跡が得意、大型動物用途な種がいたりなど
お国柄や寒暖差でもまた違ってきたり。
それでいて犬は更に植物と違って性格差が出てきて、
またその中でも個性が出てくるから、また面白いところです。
描く側からこその俯瞰した目ならでは、でしょうか
犬ユーザーさんとはまた違ったお付き合いをしているようで、これはこれでまた楽しいです。
なんですかね、旅行しているような楽しさと少し似ている気がします。
銀河鉄道999の、星を巡っているような感じ?一つ一つ物語りが違うのを楽しむような。
それか浮気しまくる男の気持ちでしょうか。女の子大好きだけど一人に決められない!みたいな
→そんな気持ち実際は判りかねますが(笑)
ただただ、徒然と、6月終わりに。