梅雨になりました。真っ只中です。
大変な災害にもなりえるので、長雨、大雨は喜ばしいことではないのですが、梅雨は好きで、この季節が終わる時何か心残り、もの寂しさも感じます。
大夏が来る前のひとしお雨降る季節
草けぶり 土が雨を染み込み 大気全体が水に包まれた
潤った空気 酸素までもが雨を吸った季節
花沈む中 末一色の花色が凛と鮮やかに色つき
雨の中 生きるもの一切すべての心が等しく同じ気持ちになるような
何か起こる直前の、屈んでいる動作のような
「待つ」季節
特にこの時期の雨の風景は美しいです。
雪の風景も雪に包まれますが、
雨の風景も雨粒に包まれ、様子が少しだけ変わります。
そんな小さな変化ですが、気づかされると堪らない気持ちになります。
アジサイの絵、描くのも好きです。分かりにくいかもしれないですが、雨の絵も良く題材にします。
空気感が前後ろにある感じが、設定しやすいからかもしれません。
あと1か月もすれば一転して盛夏の到来です。
それまで存分にこの季節を愛でていたいですね。
*自転車に乗り出して1か月位になった私ですが、昨日は雨予報にも関わらず高をくくって自転車通勤しましたら、見事に帰り降られまして、子供の頃さながらびしょ濡れになって帰ってまいりました。
自転車に乗ってから、本当に記憶が呼び起され、以前のblogにも書きましたが本当に照れ恥ずかしい心持になります。堪らない気持ちです。やたらとくすぐったいです。
久々に雨に傘なしで30分ほど打たれて自転車に乗って帰りましたが、もう「濡れる」とわかっていれば、イヤな気持ちは吹っ飛びますね。順応性高いです。
目の中にガンガン入る雨粒の雫とか、洋服が水を吸って一段と重くなり張り付く感じとか、
久々に思い出しました。
そういえば、雨の中の泥遊び、大好きでした。自ら水たまりに突っ込んでいくタイプでした。懐かしいな。
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