2012年10月31日水曜日

画面 「がめん」。

画面と言ってもこのたびは絵の話ではありません(w)。


今年の夏、60インチ画面のTVを我が家で購入しました。なかなか快適です。臨場感あります。サッカー中継などもかなり良いです。

夫婦二人の映画好き、映像好きが相まって、ですがTV本体は今まで全然お金かけていなく、今年夏までまだ地上アナログ、TVは父からもらったお下がりの26インチを刮目しながら見てました。
そのリビングの画面がとうとう我慢ならなくなっての末路。
宅配きたとき、あまりの大きさに「失敗したか、、、、!?」と思いきや、1日で慣れてしまいました。
これで今年の買い物は終わり、と言いたいところでしたが、購入したことで買いたいモノは波状します。
音響が今ひとつだったので簡易のスピーカーを買い、ブルーレイビデオを集めだしました。(スピーカーはそんなに凝らず取り急ぎ安価なものを、ブルーレイ商品は全て〇ックオフであるもの購入しているので、安上がりなのですが)

しかしそれからというもの、映画館に行かなくなりました。
ロードショーにはそれなりの楽しみ方あるので、近場にもあるし行きたい、とも思っているのですが、今年の夏は行きたいと思っていたもの全て見逃しています。
大画面のブルーレイはすごく画質が良く、さながら映画館並です。

ロードショーの楽しみ方は、先行して見るというのと、さすがにもっと大きな画面、それと音響でしょうか。予告を楽しんだり、映画館で食べるポップコーン、など1連の動作というものもあるのでしょうが、あまりロマンチックでない故に情緒面での浸り所というのはありません。
しかし子供の頃はやっぱり映画館でした。父に連れられて観た小さいころの「2001年宇宙の旅」の記憶は未だに残ってます。(映像だけでしたが)(後半は爆睡してました)そのころからSF映画傾倒していったかのように思います。ちょうどその頃はSFX技術がさながらに進化し、立て続けに上映された頃かもしれません。

そういえば私の子供の頃は2本立てが一般的でした。必ずメインともう1本観た記憶あります。入れ替えとかも厳しくなく(そんなのありましたっけ?て感じです)、ヘタしたら映画館で3時間~4時間はいた記憶あります。

観た映画は割りとDVD化もし、TVでもやったりするので2度3度見て記憶に新しいですが、中には映画はB級も多く、その当時1度しか観てないので記憶も雑です。が、なんだか妙な映像として残っているものもあります。(メガフォースとか)(CSとかでやらないかな、、、)



映画好き、といっても映像好き、というのでしょうか。CG技術駆使したSFとか、カメラワークが目まぐるしく変わるアクションものとか、ちょっと変わった撮り方を駆使するものなど、そういうのが好きです。
監督で言ったらJJエイブラハム、R・スコット、タランティーノ、キューブリック等が好きです。

私たち世代はざっくりとアイドル・バンド全盛期か、特撮・アニメ全盛期なので、どちらかのカテゴリーに分類されるような気がします。
私たち夫婦は後者です(笑)。(アイドル話にも無論付いていけますが)
夫などはたぶん完全に「中学時代イケてない男子」に入ると思いますw。


ルーカスがSW制作時に、あと何年かすればCG技術で今のSF映画でやっていることがもっと精度良く作れるようになる、のようなことを言ってて、本当にその通りになったという、先見の眼凄まじい話を聞いたことありますが、機器もかなり進化、パーソナル化してきました。家でも映画館、です。

10年単位で結構周辺のデジタル環境は変わってきますね。開発凄まじいです。
今まで観てきたSFの映画の中のデザインや機器設定が、よりリアリティをもって感じます。これからも楽しみな感じです。




2012年10月1日月曜日

研修旅行 「けんしゅうりょこう」。

勤めている予備校の講師、生徒(日本画科)と一緒に「研修旅行」なるものに行きました。
いつもの授業でも絵の話はするのですが、まともに「絵の話」をするのには研修旅行や飲み会、てしやすくなるものです。
受験の指導や、概要的なことは言えども、極めて個人的な見解、というのはなかなか話す機会がありません。
ですが、個人的な意見「この人は何を思っているのだろうか?」ということ、「本人の「色」」が見えることが、絵を上手くするまたは絵を上手くなろうとするモチベーションに一番手っ取り早い気がします。

いつもはスライドなどで日本美術の歴史、近代からの日本画の歴史など、講師が総出で資料集め、主任が纏めて解説しながら見せたりするのですが、今回はやる時間無かったのが残念でした。

今の生徒は日本画の知識(主に歴史)(道具や素材などはマニアックに調べる人多いかも)などほとんど無い状態で、日本画を専攻し美大芸大受験に挑む人が多いかもしれません。
必要性あらば調べるのでしょうが、今のところ必要性がない、のかもしれません。

けれど、「なんで日本画なの?」「何でこの絵を描くのか?」という問いを大学出てから、一人で作品に向かうときなど、人から質問されたり、自問自答する機会は必ず来ると思います。
ので、来たるその日のために、下地は作っておこう、最低限の知識は持たせておこう、という親心ですかね。

近代の日本画史と、その前段階の長い予備動作「日本美術史」は、ざっくりとでも良いから遅かりしとも受験生は高校生の段階でやっておいた方が良いと思います。
私は日本文学、近代小説も好きだったので、江戸→明治に変換する際の言葉の変換、表記レギュレーションを変えていくところなどになぞらえながら一連の絵画史を想像するのが面白かった記憶があります。
というか、歴史に興味があるのでしょうね。マニアックに歴史好き、とは思いませんが、少なくとも興味はあります。自分のやっていることに先人がいて関わってきているときたら、調べずにはいられません。

でも歴史には興味ない、ときっぱり言われたこともあるので「ひえ~~~*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)」とならざるを得ません。
(衝撃でした)(今を生きれば、関係ないのでしょうね)(でも衝撃でした)

結局1泊2日の短い旅行では、なかなか夜話すこともなく終わってしまいました。
今の子の「絵の話」ももっと聞きたかったものです。



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