2019年4月3日水曜日

『春の院展』のお知らせ。

展覧会のお知らせです。

【第74回 春の院展】
3/27(水)~4/8(月)
日本橋三越本店 本館7Fにて
10:00~19:00まで(入場18:30)
※最終日は18:00まで(入場17:30)
入場料:一般・大学生800円/高校・中学生600円(小学生以下無料)

【名古屋巡回展】
4/13(土)~4/21(日)
名古屋松坂屋美術館にて
10:00~19:30まで(入場19:00)
※最終日は18:00まで(入場17:30)
入場料:一般・大学生700円/高校・中学生500円(小学生以下無料)


出品してます、ご高覧どうぞ宜しくお願い申し上げます。

















※画像は一部分です


2019年2月16日土曜日

美術の本②。

美術にまつわる本で読んでいて面白かったもの紹介、

と思いましたが、
アートというもの汎用性が高く、色々なことにリンクするのでもう雑多に読んだ本を美術の本、て紹介していきます。でも美術の本もアリ。


・『ない仕事の作り方』  みうらじゅん
目次から 「すべては『マイブーム』から始まる」「発見と『自分洗脳』」「少年時代の『素養』が形になるまで」(ほか)
2019年お正月に、金沢21世紀美術館に行って、あまりにチケット売り場で並ばされた時に、順番待ちの私に対してミュージアムショップで主人が探してきた本。多くは語りません、読む機会ありましたら是非。コピーが素晴らしいので抜粋して記しておきます。「自分洗脳」「重い言葉をポップにする~親孝行プレイ」「意図しないものが流行る~DT」「アウトドア般若心経」「不安タスティック」「権威・濃過ぎ」「不自然を自然にする」「時刻表=地獄表」などなど。



以下2点程、人体やデッサンについておススメを紹介。

・『箱と円筒で描く』 モルフォ人体デッサン ミニシリーズ ミシェル・ローリセラ著 布施英利 監修
大体こういう本、て海外の著のものにアタリがある感じ。やっぱり人体に関しての歴史が深いというか立体的であるというか。平面的に取るキャラ描きの人には向いてません。でもリアルに人体を描きたい、構造を知っておきたい、美術において人体を本格的に学びたい、という人におススメ。図解のデッサンがとても分かりやすいです。ポケット本で携帯にもよく、学生さんにとっても良いのでは?監修されているのは芸大の美術解剖学の教授されている布施先生ですね。

『ANATOMY for the artist』 Sarah Simblet 著
近年日本語訳が出ました、『芸術家のための人体解剖図鑑』英語日本語訳どちらでも良いと思います。写真とデッサン図説で分かりやすい。とても良いのが見せ方。トレーシングペーパーの図説を重ねて解説してあるので、見やすいし、デザイン性も美しく、所蔵していて気持ちも良いモノです。これでこの価格は安いな、と。様々な人種の頭部例も上げているので、知識も深まります。



2019年1月2日水曜日

2019年1月1日。

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



「飯豊」 個人蔵 F8変形

2018年2月23日金曜日

美術の本。(改)

美術にまつわる本で読んでいて面白かったもの紹介します。
美術本は、批評など、よくわかりにくいもの多々ありますが、割りと作り手が書いた本は共感しやすく、ハッとさせられることも多いです。
※ブログですが、徐々に紹介する本増やしていきます、更新型で行きます!(2018 2/23)


『美術、応答せよ! −小学生から評論家まで、美と美術の相談室−』  森村泰昌
目次 「ヨーロッパばかりでずるい」「オリジナルのものって?」「抽象画ってどうやって描くのでしょうか?」(ほか)
非常に素朴な質問にも丁寧にかつ森村氏視点で応える形式の本。「表現者として震災に向き合うのは可能でしょうか?」の項目はとても興味深かった。作者の考え方もわかる、とても楽しい本でした。

『間抜けの構造』 ビートたけし
「映画や絵画や音楽といった芸術、野球やサッカーや相撲といったスポーツ、踊りや茶道といった芸事、そして人生にいたるまで、あらゆるジャンルにおいて”間”というものは、決定的に重要なものだ。」
「日本語は本当に”間”のつく言葉が多いし、その意味も多岐にわたる。「瞬間」「間近」といった時をあらわすものから、「居間」「床の間」「間尺」「間合い」といった距離や空間をあらわすもの、「人間」や「世間」といった関係性をあらわすものまで幅広い。」
日本特有の「間」について考える、これも読みやすかったです。

『秘密の知識-巨匠も用いた知られざる技術の解明-』"Secret Knowledge"  デイヴィッド・ホックニ- 日本語版(翻訳:木下哲夫)
『Secret Knowledge -- Rediscovering the lost techniques of the Old Masters』 David Hockney
二年に渡る名画の研究。私が批評家の本より、作家の本が好きな理由の一つでもある、「作りて視点」の目線で徹底的に過去名画の研究、秘密に迫る。すごくわかりやすいし、とてもピュアな目線。素晴らしく徹底して仮説し、研究する。徹底的なのはオタクっぽいが、オタクにありがちな狭義な目線ではなく、非常に大観的でもあるのが好き。

『絵画の歴史-洞窟絵画からipadまで』デイヴィッド・ホックニー (著),‎ マーティン・ゲイフォード (著),‎ 木下 哲夫 (翻訳)
近年出版された本。対談形式のでわかりやすい。口語体で書かれているとその人(に模した)の語り口調で書かれるので、伝わりやすいように思います。翻訳も秘密の知識と同じく木下氏。映像、写真も絵画の見方から論じるホックニー。2次元・平面絵画を掘り下げていく。
「ハリウッド映画はほとんどがカラバッチオ」という観点、流石ですw

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』山口 周 (光文社新書)
「美術がなぜ経営に必要なのか」を問うのですが、結果的に教育にも美術が必要だな、と思わせる本。日本では美術教育等が90年代からどんどん削減されていきましたが、本当に政府の愚行愚策。でも増やす、といっても現行の教育システム変わらずただ増やされてもまたダメなのですが。「鑑賞」眼を養うことによって美意識的に「直感=判断力」が養われる、ということを解説する筆者。これは今現在読まれるべき、タイムリーな本。


日本画、日本画近代史にまつわる本

『日本美術の見方―中国との比較による』 戸田禎佑
日本美術の、中国美術との深い関わりと、全く別の日本的なものに変わることが興味深い本です。

『日本近代文学の起源』  柄谷行人
明治期に、近代化から発足した「文学」を通じて、日本語における文学の成立した仕組みも紐解く本。同時に近代化とは何か、という壮大なテーマをも論じる。近代、変革を経て出来た「日本画」「美術」に置き換えることで、類似ポイントを考察できます。

『忘れられた日本人』  宮本常一
戦前の日本の村々や離島に取材し、その様を生き生きと綴る。特に結論は筆者は言わないが、現代にも既存する風習や因習の流れを考察することもできる。昔住んでいた人を想像出来うるほど良くディティールが描かれ、読んでいて楽しかったです。美術とは関係ないですが、やはり近代の思考を考察できる本。

『逆説の日本史シリーズ』  井沢元彦
これも美術と言い難いですが、「日本画」の『日本』て部分を考える時、『日本画て、素材じゃない説』を勝手に仮説していたりするのですが、その元になる「日本人とは?」を考察出来る本。歴史の本ですが、日本人の考え方、怨霊信仰やケガレ思想、言魂信仰など風習/習慣/因習もまた研究されていて、面白かった歴史本です。
最近世界史バージョンも出ててそれも興味あります。

2017年11月12日日曜日

藝大チャリティー・オークションご案内と 11月、日々こもごも。

お知らせ:
「東京藝術大学若手芸術家支援基金」
11月10日(金)~13日(月)
10:00~17:00(入場は16:30まで)
東京美術倶楽部 東美ミュージアム4階
東京都港区新橋6-19-15(入場無料)
東京藝術大学 主催

始まってます、ご案内遅くなりました、、
藝大130周年記念イベントでチャリティー・オークション展に参加しています。4号1点の出品しております。
入札オークションはどなたでも参加することができます。ので、良かったら是非宜しくお願いします!

*******************************************************

本日、11月12日は東儀悟史さんのお父さん、私にとっての義理のお父さん、東儀 一 さんの命日でもあります。
結婚して3年目ほどして他界され、お義父さんと一緒にいられた時間は私は僅かでしたが、とても絵が上手い絵描きさんでした。

上手い、というと今はあまり良い意味にも取られないこと多いので補足しておきますが、普通にデッサンや物の軸の捉え方が出来、真(しん)や実(じつ)を描くのが出来る人です。古き良き画家さんです。今は少ない、いやなかなかもう物故作家しかお目に描かれない、といった具合の上手い人でした。一目見ればわかるので、当時 お義父さん=良い絵描きさん の前ではやはり緊張してたものです。自分の絵を見られる時あらば、誰よりも一番緊張した思い出あります。

若いころ日本画を専攻され(京都市立美高、京芸大在学時)その後油絵家になったという経歴で、油彩も描いてたけど水墨や水彩の作品も多く残していて、また、クロッキーを重んじていて、画塾では人物クロッキーを定期的に行なっておられていたり、サッと描く犬や植物や小物たちのスケッチも大量に残されており、京都の家に帰省するとその絵が今でもたくさん飾られてまして、帰った時いつも「凄いな…」と今も感嘆します。

人柄を知る前に絵で先に魅了されてしまったのですが、後々に聞く人柄まつわる話や、お酒飲んだ時の(東儀家は皆お酒が強いので(笑))武勇伝など聞くととてもお話上手な、ユニークな、魅力的なお人だったのかな、と思います。

本日は特にお義父さんを偲んで、日々の絵を描きたいな、と思います。

*******************************************************

先のブログ『美術の本』の紹介にちょこっと足しました
お時間あるときまた見て下さい。
今は、船越保武 巨岩と花びら 先日行った先の松本市立美術館で購入したので、読み始めてます。






Facebookバナー