忙しくなってきました。
絵を何枚か同時進行で進めていきたい、またはそうでないと制作が追いついていかないのですが、どうしても一枚一枚に集中していきがちです。
例えば3枚進行していて→もっと本当は多くしないといけないのかもしれませんが、考案した順から描いて行くので、構図も使う色も違う場合多くアリ。。。(ホントは効率悪いですよね) 出来が近くなるにつれて多く手が入っていってどんどん進めていくものと、置いてかれるものの差が明らかになっていきます。
フィニッシュ、詰めていくときそうなりがちです。
よい事でもありますが、時間がかかるものは大抵問題がまだあるような感あります。
下図なるものをきちっとやっておくと、私の場合はスムーズに進められること多いです。
途中で迷う、長考がなくなるので。
そういえば以前はもっと失敗の率が高かったです。大抵は絵具のことですが。
構想した工程の上でのプランが上手くいったと思って、それ通りにやろうとすると失敗したり。。。
難しいな、と思っていたことが、経験を踏まえることによって失敗コースを避け、成功パターンも体で覚えていくようになってきた感あります。絵具の加減は、まだわからない人や、感覚派(構築的に考ることが苦手なタイプの人)、体験しながら覚えていくタイプの人は特に、出きるだけ無茶な絵具の使い方をやった方が、後々の経験に繋がっていくような感じします。よく言われることの一つですが。
怪我しながら体を使って運動を覚えていく感じと一緒(笑)。
そこでデータを取っていけば、自然と構築的な考えを使うようになったり。
絵具、日本画の絵具に限らず物質的なことが関わるとちょっと難しいことがおきてきます。
私はまだPCでのペイントをそんなにやったことが無く、デジ絵というものを出きれば使えるようになってみたいとは思っていますが、
ある日、PCで絵→プリントアウトしたものを加工して展示という形式の、好きな作家さんの展覧会に行った時、初の肉筆画(?)が展示してあって、「あ!」と思ったのですが、いつものプリントの絵よりイマイチ冴えが無く、絵具がキワに溜まりすぎて形の良さが失われてて、絵の上手い人なのですが、絵具はまた別の経験値を積まなければならないんだな、と(偉そうですが)思いました。
北斎は肉筆画も版画もピカイチ。
徒然なことばかり
5月の近況。