美術にまつわる本で読んでいて面白かったもの紹介、
と思いましたが、
アートというもの汎用性が高く、色々なことにリンクするのでもう雑多に読んだ本を美術の本、て紹介していきます。でも美術の本もアリ。
・『
ない仕事の作り方』 みうらじゅん
目次から 「すべては『マイブーム』から始まる」「発見と『自分洗脳』」「少年時代の『素養』が形になるまで」(ほか)
2019年お正月に、金沢21世紀美術館に行って、あまりにチケット売り場で並ばされた時に、順番待ちの私に対してミュージアムショップで主人が探してきた本。多くは語りません、読む機会ありましたら是非。コピーが素晴らしいので抜粋して記しておきます。「自分洗脳」「重い言葉をポップにする~親孝行プレイ」「意図しないものが流行る~DT」「アウトドア般若心経」「不安タスティック」「権威・濃過ぎ」「不自然を自然にする」「時刻表=地獄表」などなど。
以下2点程、人体やデッサンについておススメを紹介。
・『
箱と円筒で描く』 モルフォ人体デッサン ミニシリーズ ミシェル・ローリセラ著 布施英利 監修
大体こういう本、て海外の著のものにアタリがある感じ。やっぱり人体に関しての歴史が深いというか立体的であるというか。平面的に取るキャラ描きの人には向いてません。でもリアルに人体を描きたい、構造を知っておきたい、美術において人体を本格的に学びたい、という人におススメ。図解のデッサンがとても分かりやすいです。ポケット本で携帯にもよく、学生さんにとっても良いのでは?監修されているのは芸大の美術解剖学の教授されている布施先生ですね。
・
『ANATOMY for the artist』 Sarah Simblet 著
近年日本語訳が出ました、『
芸術家のための人体解剖図鑑』英語日本語訳どちらでも良いと思います。写真とデッサン図説で分かりやすい。とても良いのが見せ方。トレーシングペーパーの図説を重ねて解説してあるので、見やすいし、デザイン性も美しく、所蔵していて気持ちも良いモノです。これでこの価格は安いな、と。様々な人種の頭部例も上げているので、知識も深まります。