お知らせ:
「東京藝術大学若手芸術家支援基金」
11月10日(金)~13日(月)
10:00~17:00(入場は16:30まで)
東京美術倶楽部 東美ミュージアム4階
東京都港区新橋6-19-15(入場無料)
東京藝術大学 主催
始まってます、ご案内遅くなりました、、
藝大130周年記念イベントでチャリティー・オークション展に参加しています。4号1点の出品しております。
入札オークションはどなたでも参加することができます。ので、良かったら是非宜しくお願いします!
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本日、11月12日は東儀悟史さんのお父さん、私にとっての義理のお父さん、東儀 一 さんの命日でもあります。
結婚して3年目ほどして他界され、お義父さんと一緒にいられた時間は私は僅かでしたが、とても絵が上手い絵描きさんでした。
上手い、というと今はあまり良い意味にも取られないこと多いので補足しておきますが、普通にデッサンや物の軸の捉え方が出来、真(しん)や実(じつ)を描くのが出来る人です。古き良き画家さんです。今は少ない、いやなかなかもう物故作家しかお目に描かれない、といった具合の上手い人でした。一目見ればわかるので、当時 お義父さん=良い絵描きさん の前ではやはり緊張してたものです。自分の絵を見られる時あらば、誰よりも一番緊張した思い出あります。
若いころ日本画を専攻され(京都市立美高、京芸大在学時)その後油絵家になったという経歴で、油彩も描いてたけど水墨や水彩の作品も多く残していて、また、クロッキーを重んじていて、画塾では人物クロッキーを定期的に行なっておられていたり、サッと描く犬や植物や小物たちのスケッチも大量に残されており、京都の家に帰省するとその絵が今でもたくさん飾られてまして、帰った時いつも「凄いな…」と今も感嘆します。
人柄を知る前に絵で先に魅了されてしまったのですが、後々に聞く人柄まつわる話や、お酒飲んだ時の(東儀家は皆お酒が強いので(笑))武勇伝など聞くととてもお話上手な、ユニークな、魅力的なお人だったのかな、と思います。
本日は特にお義父さんを偲んで、日々の絵を描きたいな、と思います。
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先のブログ『美術の本』の紹介にちょこっと足しました
お時間あるときまた見て下さい。
今は、船越保武 巨岩と花びら 先日行った先の松本市立美術館で購入したので、読み始めてます。