2010年2月16日火曜日

出会う、大人。

私は美術予備校の講師もしていますが、
最近は受験体制です。本日も(学科ですが)生徒は受験突入です。

生徒も講師も忙しい毎日です。
受験生は真剣ですが、絵なんだし、遊びココロを持って挑んで欲しいものです。


そんな中、明後日から展示があります。

千年の会10 -千住博と若き波 (オンワードギャラリー日本橋/東京)
2月18日(水)~2月24日(火)(10:30~18:00 日曜休廊)


受験時に、予備校の先生だったのが千住先生でした。
私が人生最初に会った作家です。

美術を志す少年少女において、出会う人って、ほんとに大事で、
私も色々な方にお世話になっていますが、

地方から出てきての田舎少女(笑)には、千住先生の考え方や知識、その発言は、
すごくカルチャーショックでした。

顔にはそんなに出さなかったですけどねw
ナメラレまい、と突っ張っていましたが、緊張が解けて泣いてしまうこともしばしばでした。

千住さんを知っていらっしゃったり、著書を読んだ方はわかると思うのですが、
昔も今も変わらず、
18,19のまだほんの、やや大人なりかけの子供、デッサン初めて学ぶ位の生徒にも、
全然手加減なしで美術のこと、思想のことを講評で話してくれました。

そんな大人には出会ったことは、少なくとも私は無かったので、
その真剣さに圧倒され、でもこの人の言葉を理解したいと思った記憶があります。


話はそれますが、子供は意外と大人扱いされるのが好きで、
子供の頃見てたアニメとか映画とか、
わからなくても映像的に優れてたり、新しく斬新だったりするものを選択していたりするものです。

ある程度知恵が付いた頃での、子供扱いを主張する子供は、
単に自分のわがままを通したい時の、都合のいい弁に過ぎないことが多いです。


何かを目指し、志す若者に、その道での圧倒的な実力を持った大人に、
出会う機会が人生に何度かあると思います。
そこが人生のターニングポイントの一つだと思います。
何かが変わるとき。人間の化学反応ですね。

確かに会えて、受験に受かって、その後も関わりがあって、
千住さんに出会えてなかったら、果たして作家を続けていたのだろうか、と思います。


今の私に、あのときの千住先生のような力はあるとは、残念ながら自信はありませんが、
ウチの日本画主任(吉田有紀さんと言いますw)はそんな感じに似てるように思います。
常に作家を意識して、予備校での講評をしています。
あのときの私と同じような生徒が、いるんですよね、きっと。


受験はまだ3月まで続きますが、
皆さん(とくにウチの生徒v)体に気をつけて、頑張って欲しいものです。
集中力を切らさぬよう...


余談ですが、
私が受験してたときより、大学は増えましたよね、すごく。
子供は減ってきているのに。

このことって、なんだかギモンです。
(ギモンを投げかけたまま終わりますw)
  

2010年2月10日水曜日

突然ですが












近況写真。意外と多色使い。皿の量は増えるばかり。
どこにこの色を使っているのやら...w

間近で見るとわかりますv 微量に工夫(泣)
どうぞ生の絵を見てくださいね。
  

2010年2月8日月曜日

体調

先日、ウイルス性の風邪?のようなものに突然かかり、かなり体調崩して二日ばかり寝込んでました。

突然、とはいうものの、兆候はちょっと前からあったかもしれません。今思えば。

ちょっとお疲れ?年のせい?
あと、この急激な気温差に(室内外や、寒の戻りなど)にやられたかも?

完全完治までは一週間くらいかかってしまいました。

点滴と抗生物質で対処。
普段健康なだけに病気たまにするとあわててしまいます。

  

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